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2024/6/7

札幌時計台の仕組み

時計台の時計機械は、重りを動力源とする振り子式の四面時計であり、このタイプの時計としては、日本に残る最も古い塔時計の一つで、現在も正確に動作しています。 時計塔は内部が5階建てで、外部から見える文字盤は最上階に設置されています。この部分には時計の鐘、鐘を打つハンマー、および四方の針へ動力を伝える機構が収められています。 時計のメイン機構は4階にあり、3階まで伸びる大きな振り子が歯車に動力を供給し、時を静かに刻みます。 時計の駆動と鐘を打つ動力は、ワイヤーで繋がれた2つの重りによって提供されており、時計用の ...

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2024/4/5

札幌時計台の鐘の音:歴史と魅力

札幌時計台の鐘の音は、1878年から時を刻み続け、歴史的価値と共に多くの人々に愛されています。毎正時に時刻と同じ回数だけ鐘が鳴り響き、1時には1回、2時には2回と、1日に合計156回、札幌の街に澄んだ音色を響かせます。 約4km先まで届く重厚な鐘の音は、札幌市の象徴として市民に親しまれています。それは、北海道や札幌の開拓と共に歩んできた証であり、人々の暮らしに深く根付いています。 札幌市時計台を訪れると、鐘の音を直接聴くだけでなく、機械室に入って内部構造を見学することもできます。精巧な歯車や重りが織りなす ...

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2024/6/7

札幌時計台へのアクセス

札幌時計台へのアクセス方法は、以下のとおりです。 JR札幌駅からのアクセス JR札幌駅からは、地下歩行空間を大通方面へ約10分歩き、9番出口から地上に出るとすぐ近くにあります。 市営地下鉄からのアクセス 地下鉄南北線、東西線、東豊線の大通駅下車後、市役所側出口から徒歩5分で到着します。 バスでのアクセス 札幌駅前バスターミナルの2~5番乗り場から発車しているJRバスに乗り、「時計台前」で下車する方法もあります。 札幌時計台は、明治時代に建造された重要文化財であり、訪れる際は当時の姿を極力保っているため、冷 ...

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2024/6/7

文学・音楽の源泉と札幌時計台

時計台と文学 札幌農学校で教鞭を執っていた有島武郎を筆頭に、数多くの文学者や詩人が自らの作品で時計台に言及しています。 札幌生まれの作家、森田たまは自身の随筆「石狩少女」で、「札幌の魂はあの鐘の音に宿っている」と述べています。 大正時代に札幌を訪れた詩人、北原白秋は、北1条通りのアカシアの木と時計台を題材に詩「この道」を創作したとされています。また、同時期には島村抱月、有島武郎、三木露風、若山牧水といった著名人が時計台で行われた講演で多くの市民を魅了しました。 音楽の分野では、高階哲夫による作詞・作曲の「 ...

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2024/6/7

創建130年超え!札幌時計台のこれまでの歩みと歴史

札幌のシンボルとして親しまれている札幌時計台。 正式名称は「旧札幌農学校演武場」といい、その名の通り、かつては札幌農学校の学生たちが集う中央講堂として使われていました。 札幌農学校は、現在の北海道大学の前身であり、北海道開拓を担う人材を育成するために1876年に開校されました。その2年後、クラーク博士の提言により建設されたのが、この演武場です。 演武場では、兵式訓練や入学式・卒業式などの重要な行事を行なっていました。また、1階部分は研究室や講義室としても利用されていたのです。 その後、札幌農学校は1903 ...

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