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2024/4/5

札幌時計台の仕組み

1878年に建てられた札幌時計台は、国の重要文化財に指定される歴史的建造物です。重厚な石造りの外観は「カーペンター・ゴシック」と呼ばれ、当時の建築技術を垣間見ることができます。 150kgの重りを動力とするオモリ式時計は、週に2回の丁寧な手巻きによって時を刻み続けます。振り子の規則正しい動きを動力に変換する脱進機(アンクルとガンギ車)は、精緻な技術の結晶です。 後から取り付けられた時計塔は、正面から見るとバランスが悪いとも言われますが、独特なシルエットは札幌の街に親しみやすさを与えています。 札幌を訪れた ...

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2024/4/5

札幌時計台の鐘の音:歴史と魅力

札幌時計台の鐘の音は、1878年から時を刻み続け、歴史的価値と共に多くの人々に愛されています。毎正時に時刻と同じ回数だけ鐘が鳴り響き、1時には1回、2時には2回と、1日に合計156回、札幌の街に澄んだ音色を響かせます。 約4km先まで届く重厚な鐘の音は、札幌市の象徴として市民に親しまれています。それは、北海道や札幌の開拓と共に歩んできた証であり、人々の暮らしに深く根付いています。 札幌市時計台を訪れると、鐘の音を直接聴くだけでなく、機械室に入って内部構造を見学することもできます。精巧な歯車や重りが織りなす ...

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2024/4/5

札幌時計台へのアクセス

札幌時計台へのアクセス方法は、以下のとおりです。 JR札幌駅からのアクセス JR札幌駅からは、地下歩行空間を大通方面へ約10分歩き、9番出口から地上に出るとすぐ近くにあります。 市営地下鉄からのアクセス 地下鉄南北線、東西線、東豊線の大通駅下車後、市役所側出口から徒歩5分で到着します。 バスでのアクセス 札幌駅前バスターミナルの2~5番乗り場から発車しているJRバスに乗り、「時計台前」で下車する方法もあります。 札幌時計台は、明治時代に建造された重要文化財であり、訪れる際は当時の姿を極力保っているため、冷 ...

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2024/4/5

札幌時計台:文学と音楽の源泉札幌時計台と文学

札幌時計台は、その歴史的価値だけでなく、文学や音楽にも深い影響を与えてきました。 多くの文学作品に登場する時計台は、時代を超えて人々の心を惹きつけています。特に、札幌農学校出身の作家・有島武郎の小説『星座』では、主人公の青春と時計台の鐘の音が見事に描写されています。 その他にも、森田たま、児玉花外、船山馨、石森延男など、多くの作家や詩人が作品の中で時計台を題材として取り上げています。これらの作品は、札幌市の歴史や文化を深く理解する上で貴重な資料となっています。 音楽の分野においても、時計台は重要なモチーフ ...

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2024/4/5

創建130年超え!札幌時計台のこれまでの歩みと歴史

札幌のシンボルとして親しまれている札幌時計台。 正式名称は「旧札幌農学校演武場」といい、その名の通り、かつては札幌農学校の学生たちが集う中央講堂として使われていました。 札幌農学校は、現在の北海道大学の前身であり、北海道開拓を担う人材を育成するために1876年に開校されました。その2年後、クラーク博士の提言により建設されたのが、この演武場です。 演武場では、兵式訓練や入学式・卒業式などの重要な行事を行なっていました。また、1階部分は研究室や講義室としても利用されていたのです。 その後、札幌農学校は1903 ...