ご紹介

創建130年超え!札幌時計台のこれまでの歩みと歴史

札幌のシンボルとして親しまれている札幌時計台。

正式名称は「旧札幌農学校演武場」といい、その名の通り、かつては札幌農学校の学生たちが集う中央講堂として使われていました。

札幌農学校は、現在の北海道大学の前身であり、北海道開拓を担う人材を育成するために1876年に開校されました。その2年後、クラーク博士の提言により建設されたのが、この演武場です。

演武場では、兵式訓練や入学式・卒業式などの重要な行事を行なっていました。また、1階部分は研究室や講義室としても利用されていたのです。

その後、札幌農学校は1903年に現在の北海道大学がある場所に移転。演武場は当時の札幌区に買い取られ、1906年には道路整備のために現在地に移築されました。

そして、いつしか「時計台」と呼ばれるようになり、札幌の街を見守り続けるシンボルとなったのです。

-ご紹介