学習方法

英語が全くわからない中学生へ|今日から始める勉強法と克服ステップ【レベル別】

完全個別指導塾「豪伸舎」塾長

安平町の完全個別指導塾「豪伸舎」の塾長。 適切な学習方法や塾選びの視点、気になる教材のレビューなど教育に関する情報をお伝えしていきます!

「英語の授業についていけない」
「テストで思うように点が取れない」
「そもそも何から手をつければいいのかわからない」

——そんなふうに感じている中学生は、決して珍しくありません。

ある調査では、中学生のうち英語を「嫌い・苦手」と感じている生徒は6割ほどにのぼり、その多くが中学1年生の後半までに苦手意識を持ち始めると言われています。

つまり、つまずいているのはあなただけではないのです。

そして大切なのは、英語が全くわからない状態からでも、正しい順序で学習を積み重ねれば少しずつ確実に前へ進めるということ。

英語は「積み上げ式」の教科なので、戻るべきところまで戻って基礎を固め直せば、必ず理解できるようになります。

この記事では、英語が苦手な中学生が「何を・どの順番で」勉強すればいいのかを、レベル別にわかりやすく整理しました。

まず自分のつまずきの原因を知り、診断チェックで現在地を確認し、自分に合ったステップから始めていきましょう。

なぜ?英語が全くわからなくなる中学生が増えている5つの理由

「気づいたら英語だけついていけなくなっていた」という声はとても多く聞かれます。

その背景には、近年の英語教育の変化があります。ここでは代表的な5つの理由を見ていきましょう。原因がわかれば、対策も立てやすくなります。

理由1:小学校での英語教科化で、中学の授業レベルが上がった

日本の英語教育は、この十数年で大きく前倒しされました。

2011年度から小学5・6年生で「外国語活動」が必修となり、2020年度からは学習指導要領の改訂によって、小学3・4年生で「外国語活動」、小学5・6年生では「教科」として英語を学ぶ体制に変わっています。

その結果、中学校の英語は「小学校である程度の基礎に触れている」ことを前提に進むようになりました。

ただし小学校での学びは「聞く・話す」が中心で、「読む・書く」はそれほど重視されていません。

そのため、中学校で本格的に文字として英語を学び始める段階で、急に難しく感じてしまう生徒が増えているのです。

理由2:覚える英単語の数が大きく増えた

文部科学省の「中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編」によると、中学校で扱う英単語は、小学校で学ぶ600〜700語程度に加えて1,600〜1,800語程度とされています。

小学校と中学校を合わせると、中学卒業までに学ぶ単語はおよそ2,200〜2,500語にのぼります。

これは、中学校からしか英語を学んでいなかった保護者世代の目安(中学卒業時点で約1,200語程度)と比べると、大きな増加です。

この語彙量の多さに圧倒されて、「とても覚えきれない」と早い段階で諦めてしまう生徒も少なくありません。

理由3:「話す」が加わり、4技能5領域が求められるようになった

かつての「読む・書く」中心の授業から、現在は「聞く・話す(やり取り/発表)・読む・書く」の4技能5領域をバランスよく伸ばす授業へと変わりました。

特に「話す」活動では、人前で英語を口にすることへの恥ずかしさや緊張から、英語そのものに苦手意識を持ってしまうケースも見られます。うまく話せない経験が続くと、「自分は英語ができない」と感じやすくなってしまうのです。

理由4:高校で学んでいた文法が中学に下りてきた

学習指導要領の改訂によって、以前は高校で学んでいた「現在完了進行形」「感嘆文の基本的なもの」「仮定法の基本的なもの」などの文法事項が、中学校の学習範囲に加わりました。

基礎が固まりきっていない段階でこうした文法に触れることで、「英語はやっぱり難しい」という印象を強く持ってしまう生徒が多いのです。

理由5:積み上げ式だから、最初のつまずきが後を引く

英語は数学と同じ「積み上げ式」の教科です。

最初に学ぶbe動詞と一般動詞の使い分けがあいまいなままだと、その先の疑問文・否定文・時制、さらには長文読解まで、すべてが難しく感じられるようになってしまいます。

逆に言えば、つまずいている場所さえ特定できれば、そこまで戻ってやり直すことで一気に理解が進むこともあります。

「わからないところまでさかのぼる」ことは遠回りに見えて、実は最短ルートなのです。

【診断チェック】あなたの英語レベルはどこ?

効果的に勉強を始めるには、まず自分の現在地を知ることが欠かせません。

以下のチェックリストで、自分がどのレベルにいるかを確認してみましょう。当てはまる項目が多いレベルが、いまのあなたの出発点の目安です。

レベル1:超基礎

英語学習の入り口にあたる段階です。アルファベットや基本のあいさつなど、ごく初歩的な内容が身についているかを確認しましょう。

  • アルファベット26文字を大文字・小文字とも正しく書ける
  • Hello, Good morning などの基本的なあいさつの意味がわかる
  • 1〜10の数字を英語で言える
  • I am, You are の意味がわかる

レベル2:基礎

英語の土台が少しずつ固まり始める段階です。文の仕組みや基本的な単語を理解できているかがポイントになります。

  • be動詞と一般動詞の違いがわかる
  • 疑問文の作り方がわかる
  • 中学1年レベルの単語を300語程度知っている
  • 簡単な自己紹介ができる

レベル3:中級

文法や語彙の幅が広がり、文章を読んだり簡単に話したりできる段階です。中学2年生程度の力が身についているかを確認しましょう。

  • 現在・過去・未来の時制を使い分けられる
  • can, must などの助動詞が使える
  • 中学2年レベルの単語を500語程度知っている
  • 教科書の文章をある程度スラスラ読める

診断結果に応じた学習の進め方

チェックが多かったレベルに応じて、次のように読み進めてみてください。自分に合ったところからスタートするのが、遠回りしないコツです。

  • レベル1が中心の人:まずは「超基礎編」から丁寧に取り組みましょう。
  • レベル2が中心の人:「単語編」と「文法編」を並行して進めましょう。
  • レベル3が中心の人:「実践編」でアウトプットを増やしていきましょう。

【超基礎編】アルファベット・フォニックスからやり直す勉強法

「今さらアルファベット?」と思うかもしれません。

しかし、正しく書けなかったり、文字と音の関係があいまいだったりする中学生は意外と多いものです。

ここを固め直すと、その先の学習がぐっとスムーズになります。

アルファベットを正しい書き順で覚える

アルファベットは英語学習の第一歩です。

正しい形と書き順を身につけることで、単語や文法の学習が格段にやりやすくなります。

  • ステップ1:正しい書き順で書く練習
    大文字・小文字それぞれの形と書き順を確認しましょう。特に小文字の「b」と「d」、「p」と「q」は左右を間違えやすいので注意が必要です。
  • ステップ2:フォニックス(文字と音のルール)を学ぶ
    アルファベットには「名前の読み方」とは別に「音」があります。たとえば A は名前は「エー」ですが、apple の最初のような音を持ちます。B は book の最初の音、C は cat の最初の音です。
    ※カタカナはあくまで近い音を示す目安です。正確な発音は、教科書のQRコード音声や動画で耳から確認しましょう。
  • ステップ3:単語と結びつける
    各アルファベットから始まる身近な単語を1つずつ覚えると、文字と音と意味が結びついて記憶に残りやすくなります。

基本単語100語を確実に覚える

まずは中学英語の土台となる重要単語を、少しずつ確実に覚えていきましょう。一気に詰め込むより、毎日繰り返すほうが定着します。

  • 1日10語ずつ、10日間で100語を一巡する
  • 毎日、前日に覚えた分の復習も必ず行う
  • 声に出して覚える(音読暗記)
  • 書きながら覚える(手書き暗記)

音読を習慣にする

英語学習の基本は音読です。

目で見て、耳で聞き、口で発する——複数の感覚を同時に使うことで、記憶に残りやすくなります。最初は恥ずかしがらず、少し大きめの声で読むことから始めましょう。

  • まずは意味を確認しながら、ゆっくり読む
  • 慣れてきたら少しずつスピードを上げる
  • 最終的には意味を思い浮かべながらスラスラ読めるようにする

【単語編】効率的に英単語を覚える暗記術

単語の暗記は英語学習の要です。しかし、やみくもに覚えようとすると効率が悪く、すぐに忘れてしまいます。

ここでは、記憶の仕組みに沿った覚え方を紹介します。まずは中学1年レベルの300語を目標にすると、達成感を得やすいでしょう。

忘却曲線を利用した「分散学習」で定着させる

人間の脳は、時間の経過とともに覚えたことを忘れていきます。

この性質を逆手に取り、「忘れかけたころに復習する」ことを繰り返すと、長期記憶に残りやすくなります。たとえば次のようなサイクルです。

  • 1日目:新しい単語を20語学習
  • 2日目:1日目の復習+新しい単語20語
  • 4日目:1日目の再復習+その日の学習
  • 7日目:1日目の最終復習+その日の学習

「新しく覚える」だけでなく「思い出す」機会を計画的に入れるのがポイントです。

語呂合わせ・イメージで覚える

覚えにくい単語は、印象に残る語呂やイメージと結びつけると忘れにくくなります。

自分でオリジナルの語呂を作ってみるのも効果的です。たとえば difficult(難しい)を「じがかると難しい」のように、自分なりのイメージと結びつけて覚えてみましょう。

大事なのは、自分が思い出しやすいフックを作ることです。

スマホアプリを隙間時間に活用する

通学時間や休み時間などの隙間時間を活かせるスマホアプリは、単語暗記の心強い味方です。

シーンに合わせて使い分けましょう。

  • 通学時間:音声機能で発音を聞きながら覚える
  • 休み時間:クイズ形式でサッと復習
  • 寝る前:その日に覚えた単語を最終チェック

「見える化」で自然に目に入れる

覚えにくい単語は、生活の中で自然に目に入るように工夫すると効果的です。

  • 付箋に単語を書いて机まわりに貼る
  • スマホの壁紙に覚えたい単語を設定する
  • 洗面所やトイレなど、毎日目にする場所に貼る
  • ノートや手帳の表紙に重要単語を書いておく

【文法編】中学英語の基礎文法を短期間で固める方法

英文法は英語の「ルール」です。ルールを知らずに英語を使おうとするのは、ルールを知らずにスポーツをするようなもの。

基本から順序立てて学ぶことが、確実に力をつける近道です。

be動詞と一般動詞の使い分けを理解する

中学英語で最初にぶつかる大きな壁が、「be動詞」と「一般動詞」の違いです。ここを理解することが、その後すべての文法の土台になります。

be動詞の基本パターン

  • I am a student.(私は学生です)
  • You are kind.(あなたは親切です)
  • He is tall.(彼は背が高いです)

一般動詞の基本パターン

  • I play tennis.(私はテニスをします)
  • You study English.(あなたは英語を勉強します)
  • He likes music.(彼は音楽が好きです)

見分け方のコツ

  • be動詞(am, is, are)…「〜です・〜である・〜にいる」という状態を表す
  • 一般動詞(play, study など)…「〜する」という動作を表す

「I am play tennis.」のように、be動詞と一般動詞を同時に並べてしまうのはよくある間違いです。1つの文にはどちらか一方、という感覚をここでしっかりつかんでおきましょう。

時制(現在・過去・未来・現在完了)を理解する

時制は「いつの出来事か」を示す大切なルールです。日本語とは感覚が違う部分があるので、例文を通してパターンで覚えるのが効果的です。

現在形:習慣や事実を表す

  • I get up at seven.(私は7時に起きます)
  • The sun rises in the east.(太陽は東から昇ります)

過去形:過去の出来事を表す

  • I played tennis yesterday.(昨日テニスをしました)
  • She was a teacher.(彼女は先生でした)

未来を表す言い方:これからの予定や意志を表す

  • I will go to Tokyo.(東京に行くつもりです)
  • It will be sunny tomorrow.(明日は晴れるでしょう)

現在完了形:過去から現在までのつながりを表す

  • I have lived here for three years.(私は3年間ここに住んでいます)
  • I have already finished my homework.(私はもう宿題を終えました)

疑問文・否定文の作り方

英語を自由に使いこなすには、肯定文だけでなく疑問文・否定文も作れる必要があります。

be動詞の文と一般動詞の文では作り方が違うので、セットで押さえましょう。

be動詞の文の場合

  • 肯定文:You are happy.
  • 疑問文:Are you happy?(be動詞を前に出す)
  • 否定文:You are not happy.(be動詞のあとに not)

一般動詞の文の場合

  • 肯定文:You play tennis.
  • 疑問文:Do you play tennis?(Do を文頭に置く)
  • 否定文:You don't play tennis.(don't を動詞の前に置く)

【実践編】インプット×アウトプットで「使える」英語に

単語や文法を覚えただけでは、英語は使えるようにはなりません。覚えた知識を実際に「使う」練習が不可欠です。

ここでは、家庭で無理なくできるアウトプット練習を紹介します。

教科書音読のコツ

教科書の音読は、最も手軽で効果の高い練習法のひとつです。ただし、正しい手順で行うことで効果が大きく変わります。

  • 意味理解:まず本文の内容をしっかり理解する
  • 発音確認:読めない単語の発音を音声で確認する
  • ゆっくり音読:意味を思い浮かべながら丁寧に読む
  • スピードアップ:慣れてきたら自然なスピードに近づける
  • 暗唱に挑戦:最終的には何も見ずに言えるようにする

毎日10〜15分の音読を続けるだけでも、数週間後には手ごたえを感じられるはずです。

英語日記の書き方

英語日記は「書く力」を鍛えるのに最適な方法です。最初は1〜2文からで十分。少しずつ長くしていきましょう。

初心者向けの英語日記の例

  • Today is Monday.(今日は月曜日です)
  • I got up at seven.(7時に起きました)
  • I had breakfast with my family.(家族と朝ごはんを食べました)
  • It was delicious.(おいしかったです)

日記を続けるコツ

  • 毎日同じ時間に書く習慣をつける
  • 辞書で調べた新しい表現を1つ取り入れる
  • 間違いを恐れずに、まず書いてみる
  • 週末に1週間分を読み返す

オンライン英会話の活用法

「話す練習」を積みたいなら、オンライン英会話も選択肢になります。無料体験を用意しているサービスも多いので、気軽に試してみるとよいでしょう。

初心者向けの活用のコツ

  • 自己紹介をあらかじめ準備してから参加する
  • 聞き取れなかったときは "Could you repeat that?" と伝える
  • 間違いを恐れず、とにかくたくさん話す
  • レッスン後に、習った表現を復習する

家族との英会話練習

家族の協力を得て、日常の中で英語を使う機会を作ると、自然にアウトプットの習慣が身につきます。

家庭でできる英会話練習の例

  • 朝のあいさつを英語でしてみる
  • 夕食のときに今日の出来事を英語で一言話す
  • 買い物リストを英語で書いてみる
  • 家族で英語クイズを出し合う

【教材選び】英語が苦手な中学生におすすめの参考書・アプリ

教材選びは学習効果を大きく左右します。レベルや目的に合わせて、無理なく続けられるものを選びましょう。

英語が苦手なうちは、ハイレベルなものより「わかりやすさ」を優先するのがおすすめです。

レベル別おすすめ参考書

【超基礎レベル】学校の教科書に対応したワーク

  • 使っている教科書に沿って学べる
  • 基礎から段階的に取り組める
  • 定期テスト対策にも役立つ

【基礎〜中級レベル】中学英語のレベル別問題集

  • 自分のペースで進められる
  • 解説がくわしく、理解が深まる
  • 音声つきのものなら発音練習もできる

【総復習用】中学3年間の英語をまとめて振り返る参考書

  • 短期間で全体像をつかめる
  • 要点がコンパクトにまとまっている
  • どこでつまずいたか探すのにも便利

無料・有料アプリの比較

無料で使えるアプリの例

  • ゲーム感覚で楽しく続けられる学習アプリ
  • ストーリー性があり、飽きずに取り組めるアプリ
  • 公共放送などが提供する、質の高い学習コンテンツ

有料アプリ・サービスの例

  • プロ講師の映像授業が見られる学習サービス
  • 効率的に単語暗記ができる単語アプリ
  • 一人ひとりの弱点に合わせて出題してくれる学習アプリ

※アプリやサービスは内容や料金が変わることがあります。利用前に最新の情報を公式サイトで確認しましょう。

YouTubeなどの動画チャンネル活用法

無料で質の高い学習動画にアクセスできる動画サイトも、心強いツールです。次のような工夫で効果が高まります。

  • 字幕機能を活用して、目と耳で確認する
  • 気に入った表現をメモする
  • 同じ動画を繰り返し見る
  • 音声を追いかけて発音するシャドーイングに使う

やってはいけない!英語学習の3つの失敗パターン

よかれと思って続けている勉強法が、実は非効率になっていることがあります。

ここでは、ありがちな失敗パターンと、その改善策を紹介します。

失敗パターン1:丸暗記だけに頼る

単語や文法をただ丸暗記するだけでは、使える英語力にはなかなかつながりません。

なぜよくないのか

  • 応用がきかない
  • 忘れやすい
  • 理解不足のまま進むと混乱しやすい

改善のヒント

  • 意味や文法的な役割を理解してから覚える
  • 単語は例文の中で覚える
  • 関連する語をまとめて覚える

失敗パターン2:いきなり長文読解から始める

基礎を固めないまま長文に挑戦すると、わからない部分だらけになり、挫折の原因になります。

なぜよくないのか

  • 基礎力が足りないと挫折しやすい
  • 苦手意識が強まる
  • 時間のわりに成果が出にくい

改善のヒント

  • まず単語と文法の基礎を固める
  • 短い文から始めて、少しずつ長くする
  • いきなり全訳を目指さず、文の構造から理解する

失敗パターン3:完璧主義になりすぎる

「すべて理解してからでないと次に進めない」という完璧主義は、かえって学習を停滞させてしまいます。

なぜよくないのか

  • 進むペースが遅くなる
  • ストレスがたまり、続けにくくなる
  • 実際の運用力が育ちにくい

改善のヒント

  • まずは7割の理解で次に進む
  • 間違いを恐れず、どんどん使ってみる
  • 「完璧よりも継続」を合言葉にする

よくある質問(FAQ)

Q. 中学英語は、何から始めればいいですか?

A. まずは自分のつまずいている場所を特定することからです。

この記事の診断チェックで現在地を確認し、レベル1に当てはまる項目が多ければアルファベットとフォニックス、基本単語から。レベル2以上なら単語と文法を並行して進めるのがおすすめです。

焦って先に進むより、わかるところまで戻るほうが結果的に近道になります。

Q. 中学1年生の内容からやり直したほうがいいですか?

A. 英語は積み上げ式なので、いまの学年でつまずいている原因が過去の単元にあることは多いです。

特にbe動詞と一般動詞の使い分けがあいまいだと感じるなら、思い切って中1の内容まで戻る価値があります。

遠回りに見えても、土台を固め直すほうが確実です。

Q. 塾に行かなくても、英語の苦手は克服できますか?

A. できます。教科書・ワーク・アプリ・動画など、家庭で使える教材は充実しています。

大切なのは「正しい順序」で「毎日少しずつ」続けること。ただし、どこでつまずいているか自分では判断しづらい場合や、一人だと続かない場合は、塾や家庭教師、オンライン英会話などのサポートを取り入れると効率が上がります。

Q. どれくらいの期間で成果が出ますか?

A. 個人差はありますが、毎日コツコツ続ければ、数週間〜1ヶ月ほどで「前より読める・わかる」という手ごたえを感じ始める人が多いです。

英語はまとめて長時間やるより、短時間でも毎日続けるほうが記憶に残りやすく、点数も安定します。

まとめ:英語が全くわからなくても、正しい順序で必ず前に進める

ここまで、英語が全くわからない中学生が苦手を克服するための具体的な方法を紹介してきました。

最後に、大切なポイントを整理しておきましょう。

重要ポイントの再確認

苦手を克服するために意識したいのは、次の5つのステップです。

  • いまの自分のレベルを正しく把握する
  • 基礎から順序立てて学習する
  • 記憶の仕組みに沿った暗記術を活用する
  • インプットとアウトプットのバランスを取る
  • 無理なく続けられる学習習慣を作る

続けるための心構え

学習を続けるコツは、「完璧を求めすぎず、小さな成功を積み重ね、楽しむこと」です。

  • 完璧を求めすぎない:最初は7割の理解で次に進みましょう。繰り返すうちに理解は深まります。
  • 小さな成果を喜ぶ:「単語を5個覚えた」「昨日より音読がスムーズになった」——そんな一歩を大切にしましょう。
  • 楽しみながら学ぶ:好きな音楽や映画、マンガを英語で楽しむと、学習が自然と続きます。

1ヶ月後の目標を立てよう

具体的な目標があると、モチベーションが保ちやすくなります。レベルに応じて、たとえば次のような目標を設定してみましょう。

  • 超基礎レベル:基本単語300語の暗記、be動詞の理解
  • 基礎レベル:中学1年文法の総復習、音読スピードの向上
  • 中級レベル:英語日記の習慣化、簡単な英会話への挑戦

今日から始められるアクション

この記事を読み終えたら、今日できることから始めてみましょう。小さな行動の積み重ねが、少し先の自分を変えていきます。

  • 診断チェックで自分のレベルを確認する
  • 基本単語100語のリストを作る
  • 毎日10分の音読時間を決める
  • 英語日記を1文から始める
  • 学習の計画を家族に宣言する

英語が全くわからない状態からのスタートは、恥ずかしいことでは決してありません。

むしろ、これから大きく伸びる余地があるということ。正しい順序で一歩ずつ進めば、必ず前に進めます。

今日の小さな一歩を、ぜひ踏み出してみてください。

-学習方法

You cannot copy content of this page