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ハーブカラーのデメリットとは?後悔しないために知るべき注意点と選び方

2024年6月3日

白髪染めはしたいけれど、頭皮への刺激が強いカラー剤はできるだけ避けたい——そんな悩みから「ハーブカラー」に関心を持つ方は多いのではないでしょうか。

ハーブカラーは植物由来の成分を取り入れた、比較的やさしい白髪染めとして人気があります。ただし「天然=完全に無害」というわけではなく、使う前に知っておきたいデメリットや注意点がいくつか存在します。

この記事では、ハーブカラーの本当のデメリット(黒髪は明るくできない・白髪が少ないと実感が薄い・ジアミン配合製品のアレルギーリスクなど)を、実態に即してわかりやすく解説します。購入や施術で後悔しないために、ぜひ参考にしてください。

ハーブカラーとは?ヘナや草木染めとの違い

ハーブカラーとは、植物由来の成分を取り入れたヘアカラー剤の総称です。アルカリカラー(一般的なおしゃれ染め・白髪染め)に比べて髪や頭皮への負担が少なめに設計されている製品が多く、ハーブの香りやトリートメント効果を楽しめる点も魅力とされています。

よく混同されるのが「ヘナ」や「草木染め」ですが、これらは少しずつ性質が異なります。

  • ヘナ:ヘナという植物の葉を原料にした染料。白髪はオレンジ系に染まり、化学染料を含まないタイプは刺激が少ない一方、染め上がりに時間がかかり色味の自由度が低い。
  • 草木染め:複数の植物染料を使う方法。色味は自然だが品質や仕上がりにムラが出やすい。
  • ハーブカラー:植物成分を取り入れつつ、染まりやすさや色持ち、施術時間を改善した製品。ヘナや草木染めの弱点を補う位置づけで使われることが多い。

ポイントは、ハーブカラーは「ヘナや草木染めより扱いやすく改良されたもの」というイメージで広く流通しているという点です。

【重要】「ハーブカラー」には大きく2種類ある

デメリットを理解するうえで、最初に必ず押さえておきたいことがあります。それは、「ハーブカラー」と呼ばれる製品の中身は一つではないということです。大きく分けると次の2タイプがあります。

  • ジアミン(化学染料)を含むタイプ:しっかり染まり色持ちも良い反面、アレルギーのリスクはアルカリカラーと同様に存在する。
  • ノンジアミン・ヘナ100%などの天然タイプ:刺激は少ないが、染まりにくさや色味の制限がある。

「ハーブ」という言葉のイメージから「すべて天然で無害」と思われがちですが、実際にはサロンや市販で扱われるハーブカラーの多くに、染まりを良くするためのジアミン系染料が少量配合されています。「化学物質を一切使っていない」と一括りに考えるのは誤りで、製品の成分表示を確認することがとても大切です。

このあと解説するデメリットは、どちらのタイプにも共通するものと、片方に特有のものが混在します。ご自身が使う製品がどちらに当たるかを意識しながら読み進めてください。

ハーブカラーの5つのデメリット

ここからは、ハーブカラーを使う前に知っておきたい代表的なデメリットを5つに整理して解説します。

デメリット1:黒髪を明るくすることはできない

これがハーブカラー最大の特徴であり、知らずに使うとがっかりしやすいポイントです。ハーブカラーは髪の色素を抜く(ブリーチする)作用を持たないため、もともとの黒髪を明るい色に変えることはできません

染まるのはおもに白髪部分で、白髪に色をのせて目立たなくするのが本来の役割です。「明るい茶髪にしたい」「全体の地毛を明るくしたい」という目的には向いていません。明るさを変えたい場合は、アルカリカラーでの施術が必要になります。

デメリット2:白髪が少ないと染めた実感が湧きにくい

意外に思われるかもしれませんが、白髪が少ない人ほどハーブカラーの効果を実感しにくい傾向があります。

ハーブカラーは白髪に色をのせるカラー剤なので、白髪の割合が多いほど「染まった」という変化がはっきり出ます。逆に白髪が全体の数%程度しかない場合、染めても見た目の変化が小さく、「あまり変わっていない気がする」と感じやすいのです。一般に、白髪が3割以上ある方のほうが満足度は高くなります。

デメリット3:ジアミン配合製品にはアレルギーのリスクがある

前述のとおり、市販・サロンのハーブカラーにはジアミン系染料が含まれている製品が少なくありません。ジアミンは髪をしっかり染めるために役立つ一方、人によってはかぶれ・かゆみ・炎症などのアレルギー反応を引き起こすことがあります。

「ハーブだから安心」と油断せず、次の点に注意してください。

  • 過去に一般的なカラー剤でかぶれた経験がある人は特に注意が必要。
  • 使用前には必ず成分表示でジアミンの有無を確認する。
  • 染める48時間前にパッチテスト(皮膚アレルギー試験)を行う。
  • すでにアレルギー症状が出たことがある場合は、自己判断で使用せず皮膚科や美容師に相談する。

本当に刺激を避けたい場合は、ジアミンを含まない「ノンジアミン」や「ヘナ100%」と明記された製品を選ぶ必要があります。

デメリット4:硬い髪・太い髪はゴワつくことがある

ハーブカラーには髪にハリやコシを与える性質があります。これは細い髪・柔らかい髪にとってはボリュームアップにつながるメリットですが、もともと硬い髪や太い髪の人にとっては、かえってゴワつきやまとまりにくさにつながる場合があります。

しっとりまとまった質感を求めている方は、仕上がりのイメージと合わないことがあるため注意しましょう。

デメリット5:1回ではしっかり染まりにくく、時間がかかる

ハーブカラー(特に天然成分の比率が高いもの)は、髪の表面に色を少しずつ定着させていくタイプのため、1回の施術ではっきり染まりにくく、放置時間も長めになりがちです。

  • しっかり発色させるには、製品によって30分〜1時間以上置く必要がある。
  • 初回だけでは色が浅く、数回繰り返すことで徐々に色が定着していく。
  • 明るい色や鮮やかな色には染められず、自然な暗めのトーンが中心になる。

「短時間でしっかり、好きな色に」という即効性を求める方には物足りなく感じられるかもしれません。

デメリットを踏まえた対策・選び方

上記のデメリットは、製品選びと使い方次第である程度カバーできます。失敗を避けるためのポイントを整理します。

  • 目的をはっきりさせる:白髪をぼかしたいのか、地毛を明るくしたいのかで適切なカラー剤は変わります。明るくしたいならハーブカラーは不向きです。
  • 成分表示を必ず確認する:刺激を避けたいなら「ノンジアミン」「ヘナ100%」表記を確認。色持ちを優先するならジアミン配合タイプも選択肢になります。
  • パッチテストを習慣にする:化学染料を含む製品は、毎回パッチテストを行うのが安全です。
  • 放置時間を守る:時間が短いと染まりが浅くなります。製品の指示時間をしっかり守りましょう。
  • 定期的に重ねて染める:1回で完璧を目指さず、繰り返して色を育てるイメージで使うと満足度が上がります。

ハーブカラーをオススメする人・しない人

ここまでの内容を踏まえ、ハーブカラーが向いている人とそうでない人をまとめます。

オススメする人

  • 白髪が3割以上あり、自然なトーンで染めたい人
  • アルカリカラーの刺激(しみる・ヒリヒリ)が気になる人
  • 髪が細く、ハリやコシ・ボリュームが欲しい人
  • ヘナや草木染めの色持ちや施術時間に不満がある人

オススメしない人

  • 地毛や黒髪を明るい色に変えたい人
  • 白髪がごく少なく、しっかりした変化を求める人
  • ジアミンや植物にアレルギーがある人(ジアミン配合品は特に注意)
  • 髪が硬い・太く、しっとりまとまる質感を求める人
  • 短時間で一度にしっかり染めたい人

まとめ:ハーブカラーのデメリットを理解して選ぼう

ハーブカラーは、植物由来の成分を取り入れた髪や頭皮にやさしめの白髪染めとして人気がありますが、「天然だから完全に安全」「どんな髪でも理想どおりに染まる」というものではありません。

あらためて主なデメリットを整理すると、次のとおりです。

  • 黒髪を明るくすることはできない
  • 白髪が少ないと染めた実感が湧きにくい
  • ジアミン配合製品にはアレルギーのリスクがある
  • 硬い髪・太い髪はゴワつくことがある
  • 1回ではしっかり染まりにくく、放置時間も長め

特に重要なのは、「ハーブカラー」と一口に言っても、ジアミンを含む製品と含まない製品があり、刺激の少なさは中身によって大きく変わるという点です。成分表示を確認し、必要に応じてパッチテストを行ったうえで、自分の髪質や目的に合った製品を選ぶことが、満足のいく白髪染めへの近道です。

デメリットを正しく理解しておけば、ハーブカラーは頭皮へのやさしさと自然な仕上がりを両立できる心強い選択肢になります。ぜひ自分に合った使い方を見つけてみてください。



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  • この記事を書いた人

「ハーブ民」編集部

北海道でハーブ苗の販売を行っている合同会社リンクウィットのハーブブログ編集部。 「初心者にもわかりやすく・楽しく」をモットーに、ハーブの魅力や育て方をハーブ愛MAXでお伝えしています! 姉妹サイト「ハーブティータイムズ」も楽しく運営中^^

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