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アロエは食べてはいけない?毒性・発がん性や副作用と健康効果

アロエは古くから薬用植物として重宝されてきましたが、食べてはいけないと言われることもあります。

主な原因はアロエに含まれる毒性が理由ですが、正しい知識を持つことでアロエが持つ効果や効能を安全に得ることができるはずです。

本記事では、アロエの毒性・発がん性や副作用について詳しく解説するとともに、食用アロエと観賞用アロエの違い、アロエを食べる際の注意点、そしてアロエベラに期待できる健康効果についてもご紹介します。

アロエに関する疑問を解決し、安全かつ効果的にアロエを生活に取り入れるための参考にしてみてください。

アロエを食べてはいけないと言われる理由

アロエは健康に良いとされる植物ですが、食べてはいけないと言われる理由には次の2つが挙げられます。

  • 食用と観賞用がある
  • 毒性・発がん性物質が含まれている

アロエには約500種類以上が存在し、そのうち食用とされるのはアロエベラのみです。観賞用のアロエを摂取すると腹痛や下痢などの症状を引き起こす可能性があります。

食用アロエベラは、葉肉の部分のみが食用となり、皮や黄色い樹液には毒性があります。アロエベラは適量であれば安全に摂取できますが、過剰摂取は下痢や腹痛、電解質のバランス異常などの副作用を引き起こす可能性があります。また、妊娠中や授乳中、特定の疾患がある場合は、摂取を避けるべきです。

アロエは食用と観賞用の種類があること、食用であっても皮や黄色い樹液には毒性が含まれている点が食べてはいけないと言われる主な理由。食用のアロエベラの葉肉の部分であれば安全に食べられる。

アロエの葉に含まれる毒性・発がん性物質

アロエは様々な効能が期待できることから幅広く活用される一方で、アロエには毒性を持つ部分もあり注意が必要です。

アロエには、主に以下の2種類の毒性成分が含まれています。

  • アロイン
  • アントラノイド

アロイン

アロインは、アロエの葉の表皮のすぐ下に含まれる成分です。腸のぜん動運動を活発にして便秘を改善する作用があります。ただし、大量に摂取すると腹痛や下痢などの副作用が出る可能性があります。また、発がん性の可能性があるという研究結果もあります。

主な作用は次のとおりです。

  • 腹痛、下痢、吐き気、嘔吐
  • 発がん性

アントラノイド

アントラノイドは、アロエの葉の表面近くに含まれる成分です。アロインと同じく、腸のぜん動運動を活発にして便秘を改善する作用があります。

ただし、発がん性の可能性があるという研究結果もあります。また、大腸メラノーシスという現象を引き起こす可能性があります。

大腸メラノーシスとは、アロエやセンナなどのアントラキノン系物質を長期服用、乱用することで大腸壁が黒くなる現象です。

アロエは、適量を摂取すれば健康に良い効果が期待できますが、大量に摂取すると危険なため注意が必要です。特に、妊婦や授乳中の方、小児、お年寄りは、摂取量に十分注意してください。

主な作用は次のとおりです。

  • 腹痛、下痢、吐き気、嘔吐
  • 発がん性
  • 大腸メラノーシス

以上のことから、アロエを摂取する際には、以下の点に注意してください。

  • 1日あたりの摂取量は、100g程度にしましょう。
  • 葉の表面近くの部分は、毒性成分が多いので避けましょう。
  • 妊婦や授乳中の方、小児、お年寄りは、摂取量に十分注意しましょう。
  • 副作用が起きた場合は、すぐに医師の診察を受けてください。

アロエを食べる際の注意点

アロエを食べる際には、食用アロエであるアロエベラ以外のものを食べないように注意が必要です。

また、アロエベラであっても皮を剥いて中のゼリー状の部分だけを食べましょう。皮の部分には毒性があるので、食用アロエであっても食べられる部位はしっかりと知っておきましょう。

アロエベラは適量であれば健康に良い効果をもたらしますが、妊娠中や授乳中の方は摂取を避けた方が良いでしょう。

また、長期的にアロエベラを摂取する場合は、医師に相談してください。

アロエベラとキダチアロエの見分け方

アロエベラとキダチアロエの見分け方について、主な特徴を一覧表にまとめました。

特徴 アロエベラ キダチアロエ
葉の形状 厚みがあり、幅広で平たい 細長く、断面が三角形に近い
植物の高さ 低く成長、地面に近い 高く成長し、木立ちになる
葉の色 緑色(時に白い斑点あり) 青みがかった緑色
葉の縁 小さな白い歯状の突起 大きく鋭い赤褐色の棘
成長パターン ロゼット状 幹を形成し、木のように成長

アロエベラの副作用

アロエベラは、健康効果の高いことで知られる植物ですが、副作用を引き起こす可能性もあります。アロエベラを摂取する際には、以下の副作用に注意が必要です。

主な副作用

  • 下痢
  • 腹部けいれん
  • 低カリウム血症
  • 薬物との相互作用

これらの副作用は、主にアロエベラを食べることによって起こることがほとんどで、外用の場合は副作用のリスクは比較的低いとされています。

アロエベラを食べる効果

アロエベラにはそのまま食べることも可能ですが、一般的にはジュースやサプリメントとして摂取することが一般的です。

アロエベラは、以下のような効果が期待されています。

  • 肌の保湿・鎮静効果
  • 便秘改善効果
  • コレステロール降下効果
  • 血糖値改善効果

これらの効果は、アロエベラに含まれる多糖類やアミノ酸、ビタミン、ミネラルなどの成分によるものと考えられています。

なお、アロエベラを食べる効果については、こちらの記事で詳しくまとめているので、詳細を知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

アロエベラのジュースの効果

アロエベラジュースは、アロエベラ植物の葉から抽出されたゲル状物質から作られており、消化の改善、免疫力の強化、肌の健康改善、口内炎の治療などさまざまな健康上の利点があるとされる飲料です。

一般的に安全に摂取できるとされていますが、副作用を引き起こす可能性があることに注意することが重要です。

アロエベラジュースを初めて摂取する場合は、少量から始めて、必要に応じて徐々に量を増やしていくことが重要です。妊娠中または授乳中の方は、アロエベラジュースを摂取する前に医師に相談してください。

アロエベラサプリの効果

アロエベラサプリは、アロエベラから抽出された成分をカプセルや錠剤にしたものです。アロエベラサプリには、便秘の改善、免疫力の向上、抗酸化作用、美肌効果などの様々な効果が期待されています。

ただし、アロエベラサプリの効果には個人差があり、また、効果が十分に検証されていないものもあります。アロエベラサプリを摂取する場合は、事前に医師や薬剤師に相談することが大切です。

アロエの効果や副作用に関するQ&A

ここでは、アロエの効果や副作用に関するQ&A(質問&回答)を紹介します。

  • やけどにアロエは効果があるって本当?
  • アロエは生で食べられる?
  • アロエは肌荒れにも効果がある?

上記の問いについて詳しく回答していますので、参考にしてみてくださいね。

やけどにアロエは効果があるって本当?

アロエは、やけどの治療に効果があるとされる民間療法です。アロエベラの葉に含まれるアロエベラゲルは、抗炎症作用や鎮痛作用があることが知られており、やけどの痛みや炎症を軽減する効果が期待でき軟膏に含まれていることもあります。

しかし、アロエはあくまでも民間療法であり、やけどの治療に有効であるという科学的根拠は十分ではありません。やけどの程度によっては、アロエ軟膏を塗るよりも効果的な治療法が存在するため、やけどを負った場合は、まずは医師の診察を受けることが重要です。

また、アロエベラゲルは、まれにアレルギー反応を引き起こす可能性があります。アロエを使用する前に、少量を肌に塗ってパッチテストを行い、異常がなければ使用してください。

なお、アロエベラゲルは、火傷の初期段階である軽度のやけどにのみ効果があるとされています。重度のやけどには使用しないでください。

アロエは生で食べられる?

食用として用いられるアロエベラであれば、適切な処理をすれば生で食べることができますが、独特の苦味があるため、そのまま食べるのは難しいかもしれません。

スムージーやヨーグルトに混ぜたり、蜂蜜をかけて食べるなど、アレンジして食べるのが一般的です。

アロエは肌荒れにも効果がある?

アロエは肌荒れにも効果があるとされています。アロエには、肌荒れの原因となる炎症を抑える、抗菌作用や保湿作用など、肌の健康に役立つ様々な成分が含まれています。

アロエに含まれる主な成分とその効果は以下の通りです。

  • アロエシン: 抗炎症作用、抗菌作用、保湿作用
  • アロエマンナン: 保湿作用
  • アロエニン: 皮膚のターンオーバーを促進
  • ビタミンC、E: 抗酸化作用

これらの成分が、湿疹やかゆみ、あせも、かぶれ、ニキビなどの肌荒れ対策に効果を発揮するとされています。

実際に、ハンドクリームや軟膏の中には、アロエが含まれている製品は数多く販売されています。

まとめ:アロエは食べてはいけないと言われる理由と健康効果

アロエは古くから薬用植物として利用されてきました。食用と観賞用の種類がありますが、観賞用のアロエは食べてはいけません。

食用のアロエベラでも、皮や黄色い樹液には毒性があるため注意が必要です。アロエに含まれるアロインとアントラノイドは便秘改善に効果がありますが、過剰摂取すると副作用のリスクが伴います。

適切に摂取すれば、アロエベラには肌の保湿・鎮静、便秘改善、コレステロール降下、血糖値改善などの効果が期待できます。ただし、妊婦や授乳中の方、小児、高齢者は摂取に注意が必要です。

アロエベラは生で食べられますが、苦味があるため工夫して摂取するのが一般的です。また、肌荒れにも効果があり、様々なスキンケア製品に使用されています。アロエの利用には正しい知識を持ち、安全かつ効果的に活用することが重要です。

  • この記事を書いた人

「ハーブ民」編集部

北海道でハーブ苗の販売を行っている合同会社リンクウィットのハーブブログ編集部。 「初心者にもわかりやすく・楽しく」をモットーに、ハーブの魅力や育て方をハーブ愛MAXでお伝えしています! 姉妹サイト「ハーブティータイムズ」も楽しく運営中^^

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