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ローズマリーチンキは白髪に効果ある?作り方・使い方と育毛への影響を解説

2024年6月12日

白髪や薄毛、抜け毛、フケ、かゆみなど、頭皮の悩みはさまざまです。

頭皮の状態は髪の美しさや健やかさに大きく関わるため、頭皮ケアは髪のケアと同じくらい大切だと言われています。

白髪が気になり始めたり育毛を意識し始めたりすると、市販のシャンプーやトリートメント、頭皮用ローションなどさまざまな選択肢が目に入ります。その中で、できるだけ刺激の少ない天然由来のものを取り入れたいと考える方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、頭皮ケアに人気のハーブ「ローズマリー」と、そのチンキ(ローズマリーチンキ)が白髪・育毛にどう関わると言われているのかを、科学的にわかっていることと、まだわかっていないことを整理してご紹介します。

ローズマリーチンキの成分や期待される働き、簡単な作り方、ヘアトニックとしての使い方や注意点まで、気になる点を中心にまとめています。「ローズマリーチンキは白髪に効果があるの?」と気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

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ローズマリーチンキは白髪に効果がある?科学的にわかっていること

「ローズマリーチンキを使うと白髪が気にならなくなった」という声は、SNSや体験談ブログなどでよく見かけます。一方で、その効果には個人差があり、はっきりした結論はまだ出ていないというのが実際のところです。

まず整理しておきたいのが、「育毛(毛量)」と「白髪(髪の色素)」は別の話だという点です。

ローズマリーと毛髪に関してよく引用されるのは、2015年に発表された臨床試験です。これは男性型脱毛症(AGA)の人を対象に、ローズマリーの精油と発毛成分ミノキシジル2%を比較したもので、6か月後に両者とも毛髪数が増加したと報告されています。ただし、これはあくまで「毛量(育毛)」についての研究であり、白髪(メラニン色素)を減らす・黒髪に戻すといった効果を示したものではありません。

つまり現時点では、ローズマリーチンキが白髪そのものを改善するという科学的な裏付けは確立していません。

それでも白髪ケアの一環として取り入れる人がいるのは、次のような理由が挙げられます。

  • 香りによるリラックスが期待でき、頭皮マッサージと組み合わせやすい。
  • 血行をサポートする働きがあるとされ、頭皮環境を整える習慣として続けやすい。
  • 抗酸化・抗菌の働きがあるとされ、フケ・かゆみが気になる時期のケアに取り入れやすい。

「白髪を必ず減らすもの」ではなく、頭皮を健やかに保つための毎日の習慣のひとつとして、無理のない範囲で取り入れるのがおすすめです。

ローズマリー葉エキスが配合されているオーガニックシャンプー「ビオルチアシャンプー」を実際に使ってみた感想をこちらのページにまとめています。日々の頭皮ケアにハーブを取り入れたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ローズマリーチンキの簡単な作り方

ローズマリーチンキは、ローズマリーの成分をアルコールに漬け込んで抽出したものです。市販品もありますが、自宅でも手軽に作れます。ここでは簡単な手順だけをご紹介します。

  • 清潔な保存びんを煮沸消毒し、よく乾かす。
  • 乾燥させたローズマリーの葉を、びんの1/3〜半分ほど入れる。
  • ウォッカや無水エタノールなど度数の高いアルコールを、葉が浸るまで注ぐ。
  • 冷暗所で2〜4週間ほど、1日1回軽く振りながら漬け込む。
  • 葉を濾したら、ローズマリーチンキの完成。

詳しい分量や乾燥のコツ、保存方法などは、別記事で詳しく解説しています。これから手作りしてみたい方は、あわせてご覧ください。

>>ローズマリーチンキの詳しい作り方を見る

ローズマリーチンキに期待される頭皮・育毛へのうれしい働き

ローズマリーには、頭皮環境を整えるうえで役立つとされるさまざまな働きがあると言われています。育毛剤やヘアトニックなどにローズマリーが使われているのも、こうした点が理由のひとつです。

血行サポート 頭皮の血流をサポートすると言われています。毛根に栄養や酸素が届きやすい、健やかな頭皮環境づくりに役立つと考えられています。
抗菌・抗炎症 細菌などの繁殖を抑え、頭皮のすこやかさを保つ働きがあるとされています。フケやかゆみが気になりやすい頭皮環境を整える一助として取り入れられています。
皮脂バランス・抗酸化 皮脂のバランスを整え、頭皮をさっぱりと保つのに役立つとされています。また抗酸化の働きにより、頭皮の酸化ストレスをやわらげると考えられています。

なお、上で触れた2015年の臨床試験で使われたのはローズマリーの「精油」であり、アルコールで抽出した「チンキ」とは厳密には別のものです。チンキでも血行サポートなど類似の働きが期待されていますが、精油の研究結果がそのままチンキに当てはまるわけではない、という点は知っておくとよいでしょう。

ローズマリーを配合したシャンプーで日々のケアに取り入れるのも手軽な方法です。中でもビオルチアは、塗りシャン(泡を頭皮にのせて少し置く使い方)でローズマリーをはじめとした配合成分をなじませやすいのが特長です。

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ローズマリーチンキをヘアトニックに使う方法

ローズマリーチンキは、薄めてヘアトニック(頭皮用ローション)として使うのが定番です。期待される働きには、次のようなものがあります。

血行サポート 頭皮の血流をサポートすると言われ、健やかな頭皮環境づくりに役立つと考えられています。
頭皮を清潔に保つ 抗菌の働きにより、頭皮のにおいやフケ、かゆみが気になりにくい環境を整える一助になるとされています。
皮脂バランス 頭皮の毛穴まわりをすっきりさせ、皮脂のバランスを整えるのに役立つとされています。
静電気対策 ローズマリーチンキにグリセリンを少量加えると、髪に保湿のうるおいを与えやすくなります。乾燥しやすい冬の静電気対策にも取り入れられています。

ヘアトニックとしての使い方は、以下のとおりです。

  • ローズマリーチンキと精製水を1:10程度の割合で混ぜ、スプレーボトルに入れる。
  • 洗髪後にタオルドライした髪の、頭皮にまんべんなくスプレーする。
  • 指の腹で頭皮をやさしくマッサージしてなじませる。

乾いた髪にも使えますが、お風呂上がりの清潔な頭皮に使うのがおすすめです。

なお、ヘアトニックとして使う際は次の点にご注意ください。

  • アルコールを含み刺激を感じる場合があるため、必ず薄めて使用する。
  • 使用する前に必ずパッチテストを行う。
  • かゆみや赤みなどの異常が出た場合はすぐに使用を中止する。
  • 目に入らないように注意する。
  • 目に入った場合はすぐに水で洗い流す。
  • アルコールを含むので、火気に近づけない。

頭皮ケアの大切さとローズマリーチンキの取り入れ方

頭皮は髪が育つ土台となる部分です。頭皮の状態が乱れると、髪のコンディションにも影響しやすいと言われています。

逆に、頭皮を健やかに保つことは、髪が育ちやすい環境づくりにつながります。頭皮環境の乱れは、次のような形で髪に影響すると考えられています。

頭皮の乾燥 かゆみやフケ、炎症などにつながりやすいとされています。こうした状態が続くと、髪が育つサイクルにも影響しやすいと考えられています。
頭皮が硬くなる 血流が滞りやすくなり、髪に栄養が行き渡りにくくなると言われています。ハリ・コシの低下につながりやすい状態です。
頭皮の皮脂のベタつき 毛穴が詰まったり雑菌が繁殖したりしやすくなり、頭皮トラブルの一因になると考えられています。

こうした頭皮の悩みに対して、ローズマリーチンキは次のような形でケアに取り入れられています。

頭皮をすっきり保つ 抗菌・皮脂バランスの働きがあるとされ、ベタつきが気になる頭皮をさっぱり保つケアに取り入れられています。
血行サポート 頭皮マッサージとあわせて使うことで、健やかな頭皮環境づくりをサポートすると言われています。
うるおいを与える グリセリンを少量加えることで、乾燥が気になる頭皮や髪にうるおいを与えやすくなります。

※ローズマリーチンキはアルコールを含むため、原液のまま使うと乾燥を感じることがあります。頭皮の保湿を意識する場合は、グリセリンを少量加えるか、しっかり薄めて使うのがおすすめです。

市販の育毛剤とローズマリーチンキを併用するときのポイント

市販の育毛剤は、頭皮環境を整えたり毛根に働きかけたりすることを目的とした製品です。ローズマリーチンキを併用する際に期待されるメリットには、次のようなものが挙げられます。

  • 頭皮のにおいやフケが気になりにくい、清潔な頭皮環境づくりをサポートする。
  • 香りによるリラックスで、頭皮ケアの時間を心地よく続けやすくなる。

併用する場合は、以下の点に注意してください。

  • ローズマリーチンキはアルコールを含むため、必ず薄めて使用する。
  • 使用する前に必ずパッチテストを行う。
  • かゆみや赤みなどの異常が出た場合はすぐに使用を中止する。
  • 目に入らないように注意し、入った場合はすぐに水で洗い流す。

育毛剤とローズマリーチンキを併せて使う場合、成分が重なることで頭皮への刺激が強くなることもあります。使い始めは特に頭皮の様子をよく観察しながら、無理のない範囲で取り入れてください。心配な場合は、育毛剤のメーカーや皮膚科などに相談すると安心です。

ローズマリーチンキを使うときの注意点

ローズマリーチンキはアルコール度数が高いため、肌に刺激を感じる場合があります。そのため、必ず水や精製水などで薄めて使用しましょう。

また、人によってはアレルギー反応を起こす可能性があるため、使用する前に必ずパッチテストを行いましょう。腕の内側に水で薄めたローズマリーチンキを少量塗り、5分、30分、1時間と時間をおいて、赤みやかゆみなどが出ないかを確認します。

万が一、かゆみや痛み、かぶれなどがあれば、すぐに石けんなどできれいに洗い流し、使用を中止してください。

なお、妊娠中の方や持病のある方、敏感肌の方などは、念のため使用前に医師や専門家に相談すると安心です。安全に気をつけて、毎日のケアに取り入れてくださいね。

よくある質問(FAQ)

Q. ローズマリーチンキで白髪は本当に減りますか?

A. 白髪(髪の色素)そのものを減らす効果は、科学的にはまだ証明されていません。「気にならなくなった」という体験談はありますが、効果には個人差があります。白髪を確実に減らすものというより、頭皮を健やかに保つ習慣のひとつと考えるのがおすすめです。

Q. どのくらいで変化を感じられますか?

A. 頭皮ケアは時間をかけて続けるものです。毛量に関する研究でも、変化がみられたのは数か月という単位でした。すぐの変化を期待するより、無理なく続けられるペースで取り入れてみてください。

Q. ローズマリーの「精油」と「チンキ」は同じですか?

A. 別のものです。精油は水蒸気蒸留などで抽出した高濃度のオイル、チンキはアルコールで成分を抽出した液体です。研究でよく使われるのは精油で、チンキでも類似の働きが期待されていますが、まったく同じものではありません。

まとめ:ローズマリーチンキは「頭皮を整える習慣」として取り入れよう

この記事では、ローズマリーチンキと白髪・育毛の関係についてご紹介しました。

ポイントを整理すると、次のとおりです。

  • 白髪(色素)そのものを減らす科学的な裏付けは、現時点では確立していない。
  • 毛量については、ローズマリー精油を使った研究があるが、チンキとは別物である点に注意。
  • 血行サポート・抗菌・皮脂バランスなどの働きがあるとされ、頭皮環境を整える習慣として取り入れやすい。
  • アルコールを含むため、必ず薄めて使い、パッチテストを行うことが大切。

「白髪が必ず減る魔法のアイテム」ではありませんが、頭皮をすこやかに保つための毎日のケアとして、ローズマリーチンキは取り入れやすい選択肢のひとつです。香りも楽しみながら、無理のない範囲で続けてみてくださいね。



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  • この記事を書いた人

「ハーブ民」編集部

北海道でハーブ苗の販売を行っている合同会社リンクウィットのハーブブログ編集部。 「初心者にもわかりやすく・楽しく」をモットーに、ハーブの魅力や育て方をハーブ愛MAXでお伝えしています! 姉妹サイト「ハーブティータイムズ」も楽しく運営中^^

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