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ジャスミン茶を飲むとワキガになる?その真相と体臭への影響を徹底解説

ジャスミン茶を飲むとワキガになる?その真相と体臭への影響を徹底解説

優雅な香りと繊細な味わいで多くの人に愛されているジャスミン茶。コンビニやカフェでも気軽に手に入るようになり、その人気は高まっています。

しかし、「ジャスミン茶を飲むとワキガになる」という噂を見かけて、不安に感じている方もいるのではないでしょうか。本当にジャスミン茶は体臭に影響するのでしょうか?

結論からお伝えすると、ジャスミン茶を飲んでワキガになるという医学的・科学的な根拠はありません。この記事では、なぜそう言われるのかという噂の理由や、体臭との本当の関係、ジャスミン茶の飲み方の注意点まで、わかりやすく解説します。

結論:ジャスミン茶を飲んでもワキガにはならない

脇を気にする女性

結論から書くと、ジャスミン茶の摂取とワキガの発症に、医学的・科学的な因果関係は確認されていません。

その理由は、ワキガ(腋臭症)が遺伝的要因によって決まる体質であることにあります。

ワキガはアポクリン腺の発達や分泌物の成分に関わるもので、飲食物によって後天的に発症するものではありません。ワキガの有無は主にABCC11遺伝子に関連しているとされており、食習慣によって変化するものではないのです。

さらに、ジャスミン茶のベースとなる緑茶やウーロン茶にはカテキンをはじめとするポリフェノールが含まれており、これらには抗菌作用があるといわれています。そのため、ジャスミン茶を飲んで体臭が悪化するというより、むしろ体臭が気になる場面でのケアに役立つ可能性が指摘されているほどです。

ワキガの主な原因は以下の3つとされています。(参考:日本医科大学のサイト

  1. 遺伝的要因
  2. アポクリン腺の活動
  3. 皮膚常在菌との反応

これらの要因は、ジャスミン茶に限らず飲み物の摂取とは直接的な関係がありません。

ワキガの主な原因

なぜ「ジャスミン茶でワキガになる」と言われるの?

ジャスミン茶を飲んでもワキガにはならないのに、なぜこのような噂が広まったのでしょうか。理由は明確ではありませんが、いくつかの要因が考えられます。

香りが強いお茶だから

「香りの強い食品は体臭に影響する」という一般的なイメージがあります。ジャスミン茶は他のお茶と比べても香りが強いため、その華やかな香りと体臭が結びつけて連想されやすいと考えられます。

ただし、ジャスミン茶の芳香成分は体内で消化・代謝される過程で分解されるため、その香りがそのまま体臭として現れることはありません。

カフェインの利尿作用・発汗との関係

ジャスミン茶のベースとなる緑茶やウーロン茶にはカフェインが含まれます。カフェインには利尿作用があり、過剰に摂取すると体内が脱水傾向になることがあります。また、人によっては発汗を促すこともあります。

汗の量が増えたり、脱水気味になって汗が濃くなったりすると、一時的に体臭が気になることがあります。これが「ジャスミン茶のせいかも」と結びつけられた可能性があります。

もともと体臭が気になりやすい時期と重なった

夏場や更年期、ストレスの多い時期などは、もともと汗や体臭が気になりやすいタイミングです。そうした時期にたまたまジャスミン茶を飲んでいて、体臭の変化をお茶のせいだと感じてしまったケースも考えられます。

いずれも「一時的な体臭の変化」であり、体質としての「ワキガになる」こととは別物です。

ワキガ・体臭に本当に影響する要因とは

ジャスミン茶はワキガの原因になりませんが、では何が体臭に影響するのでしょうか。仕組みと、影響しやすい要因を見てみましょう。

ワキガ・体臭が生じる仕組み

人の汗腺には、全身にあってサラサラした汗を出す「エクリン腺」と、脇の下などに多い「アポクリン腺」の2種類があります。アポクリン腺から出る汗にはタンパク質や脂質が含まれ、これが皮膚の常在菌に分解される過程で、独特の臭いが生じます。汗そのものは無臭です。

体臭を強める可能性があるとされる飲食物

体臭の強さには食生活も関わるとされています。一般に、動物性脂肪の多い肉類や脂っこい食事、アルコール、カフェインの過剰摂取などは、体臭を強める可能性があるといわれています。これらは皮脂の分泌や発汗、脱水などを通じて、においに影響することがあるためです。

体臭ケアに役立つとされる飲み物

一方で、緑茶などポリフェノール(カテキン)を含む飲み物は、抗菌作用などから体臭ケアに役立つとされることがあります。ジャスミン茶のベースは緑茶やウーロン茶なので、むしろこちら側に位置づけられる飲み物といえるでしょう。

ジャスミン茶とは

ジャスミン茶

ジャスミン茶は、その優雅な香りと繊細な味わいで世界中に愛されているお茶です。

多くの方が誤解されがちですが、ジャスミン茶は単にジャスミンの花を乾燥させたハーブティーではありません。実は、緑茶やウーロン茶などの茶葉にジャスミンの花の香りを移して作られる「センティッド・ティー(香り付けされたお茶)」です。

中国で誕生し長い歴史を持つジャスミン茶は、中国茶の分類では「花茶」に属します。茶葉とジャスミンの蕾を重ね合わせて香りを移す製法で作られ、高級なものはこの工程を何度も繰り返して、より芳醇な香りを染み込ませていきます。

ベースとなる茶葉は主に緑茶ですが、ウーロン茶や白茶などが使われることもあります。また、沖縄でポピュラーな「さんぴん茶」もジャスミン茶の一種で、その名前は中国語の「香片茶(シャンピェンチャー)」が訛ったものとされています。

ジャスミン茶には、以下のような種類があります。

香片茶(しゃんぴんちゃ) 茶葉にジャスミンの花の香りを繰り返し吸わせたもの。沖縄ではさんぴん茶と呼ばれる。高級ジャスミン茶の一つとして扱われている。
真珠花茶(しんじゅふぁちゃ) 茶葉を丸く形作り、ジャスミンの花の香りを吸わせたもの。丸めた茶葉の形が真珠に似ていることから名付けられた。高級ジャスミン茶の一つとして扱われている。
茉莉銀毫(もうりぎんごう) 茶葉の新芽にジャスミンの花の香りを吸わせたもの。新芽が銀色に見えることから名付けられた。高級ジャスミン茶の一つとして扱われている。
茉莉繍球(もうりしゅうだま) ジャスミンの花の香りを吸った茶葉を丸めて作ったもの。お湯を注ぐと茶葉が花のように開き、見た目も美しい。工芸茶として扱われている。

ジャスミン茶の飲み方と注意点

ジャスミン茶を楽しむうえで知っておきたい飲み方のポイントと注意点をご紹介します。

まず、ジャスミン茶はベースの茶葉にカフェインを含みます。カフェインに敏感な方は、就寝前の摂取を避け、午後のリフレッシュタイムなど日中に楽しむのがおすすめです。

また、空腹時の摂取には注意しましょう。カフェインやタンニンの刺激で、敏感な方は胃に負担がかかり、不快感を覚えることがあります。食後や軽食と一緒に飲むのが理想的です。

淹れる温度も大切です。90度以上の熱湯で淹れると苦味や渋みが強く出やすくなります。香りと味わいを引き出すには、80度前後のお湯で淹れるのがおすすめです。

摂取量の目安は1日3〜4杯程度です。妊娠中や授乳中の方、お子さん、また持病がある方は、カフェインの摂取量に気をつけ、心配な場合は医師に相談してください。

ジャスミン茶を飲みすぎることによる副作用・デメリット

ジャスミン茶は適量であれば心配のいらないお茶ですが、飲みすぎると次のような副作用やデメリットが生じる可能性があります。

カフェインによる症状 過剰摂取すると、不眠、頭痛、震え、不安などの症状が現れることがあります。
胃への負担 空腹時に飲むと、カフェインやタンニンの刺激で胃に負担がかかり、胃痛や吐き気などを感じる場合があります。
貧血 ジャスミン茶には鉄分の吸収を阻害するタンニンが含まれています。鉄分不足の方は、貧血になるリスクが高まる可能性があります。
アレルギー 体質によっては湿疹、かゆみ、呼吸困難などのアレルギー反応を起こす人もいます。
利尿作用 過剰摂取すると、脱水傾向になることがあります。
妊娠・授乳中の注意 妊娠中や授乳中は、カフェインの過剰摂取を避ける必要があります。ジャスミン茶の飲み過ぎには注意しましょう。

適度な摂取量の目安は1日3〜4杯程度です。体調に合わせて量を調整し、空腹時や就寝前は避けるとよいでしょう。

ジャスミン茶に関するQ&A

ここでは、ジャスミン茶に関するよくある質問にお答えします。

ジャスミン茶のカフェイン含有量は?

「ジャスミン茶はハーブティーだからカフェインゼロ」と思う方もいますが、これは誤解です。ジャスミン茶のカフェイン量はベースの茶葉によって異なり、一般的には100mlあたり約10〜20mgとされています。これはコーヒーの約1/3、紅茶の約2/3程度にあたります。

健康な成人の1日あたりのカフェイン摂取目安は約400mgとされ、適量なら問題ありません。ただし妊娠中は200〜300mg程度が目安とされるため、他の飲み物のカフェイン量もあわせて意識しましょう。カフェインを避けたい場合は、デカフェタイプやノンカフェインのジャスミンハーブティーを選ぶとよいでしょう。

ジャスミン茶に含まれる成分は?

ジャスミン茶に含まれる主な成分には、カテキン、テアニン、フラボノイド、カリウム、マグネシウムなどがあります。

ジャスミン茶に含まれる成分の詳細については、こちらのページもご参照ください。

 

ジャスミン茶とさんぴん茶の違いは?

「ジャスミン茶」と「さんぴん茶」の違いを疑問に思う方は多いですが、実はさんぴん茶はジャスミン茶の一種です。

「さんぴん」という名前は、中国語の「香片茶(シャンピェンチャー)」が由来で、琉球王国時代の交易を通じて沖縄に根付いたとされています。冷たいさんぴん茶は夏の定番で、温かいものは寒い季節にと、沖縄の文化を感じられるお茶として親しまれています。

寝る前にジャスミン茶を飲むと眠れなくなる?

ジャスミン茶にはリラックスを促すとされる香りがありますが、同時にカフェインも含まれています。カフェインには覚醒作用があるため、特にカフェインに敏感な方が寝る直前に飲むと、入眠しにくくなることがあります。

ジャスミン茶のカフェイン量はコーヒーの約1/3程度なので、少量であれば多くの人にとって睡眠への大きな影響はありません。睡眠の質を重視する方は、寝る数時間前までに楽しむか、ノンカフェインのジャスミンハーブティーを選ぶとよいでしょう。

まとめ:ジャスミン茶はワキガの原因にならない

この記事では、ジャスミン茶とワキガ・体臭の関係について解説しました。最後に重要なポイントをまとめます。

「ジャスミン茶を飲むとワキガになる」という噂には、医学的・科学的な根拠はありません。ワキガは遺伝的要因(ABCC11遺伝子)によって決まる体質であり、飲み物によって後天的に発症するものではないからです。むしろ、ジャスミン茶のベースとなる緑茶やウーロン茶に含まれるカテキンには抗菌作用があるとされ、体臭ケアに役立つ可能性が指摘されています。

噂が広まった背景には、香りの強さや、カフェインの利尿・発汗作用による一時的な体臭の変化があると考えられますが、これは体質としてのワキガとは別物です。

一方で、ジャスミン茶にはカフェインが含まれるため、就寝前や空腹時を避け、1日3〜4杯を目安に楽しむのがおすすめです。噂に振り回されず、香り高いジャスミン茶を上手に取り入れてくださいね。

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