SNSでも話題の「ローリエ白湯」をご存じでしょうか。煮込み料理でおなじみのローリエ(月桂樹の葉)を白湯に1枚加えるだけの、手軽なホットドリンクです。
体を温めたいときやリラックスしたいときに親しまれており、寒い季節や冷えが気になる方にぴったりです。
この記事では、ローリエ白湯の作り方と、期待される効果、飲む際の注意点についてご紹介します。私自身、北海道・安平町でローリエ(月桂樹)を含むハーブを育てており、自家製のローリエでも白湯を楽しんでいます。
ローリエ白湯とは
ローリエとは、クスノキ科の常緑樹「月桂樹」の葉のことです。フランス語で「ローリエ」、英語では「ローレル」「ベイリーフ」とも呼ばれ、日本では和名の「月桂樹」としても知られています。
カレーやシチューなどの煮込み料理で、香りづけや臭み消しに使われるおなじみのハーブですが、その甘くすがすがしい香りを生かして、白湯に加えて飲む楽しみ方があります。
ローリエ白湯は、白湯にローリエを1枚加えるだけのシンプルな飲み物です。体の中からゆっくり温めたいときや、ひと息つきたいときに取り入れやすいのが魅力です。
ローリエ白湯の作り方
ローリエ白湯の作り方はとても簡単です。基本の手順は次のとおりです。
- 乾燥したローリエの葉を1枚用意し、葉の縁にハサミで切り込みを入れる。
- ふた付きのカップ(耐熱)にローリエを入れ、約200mlの白湯(または熱湯)を注ぐ。
- ふたをして、5〜10分ほど蒸らす。
- 葉を取り出し、香りを楽しみながら飲む。
葉に切り込みを入れることで、香りや成分が出やすくなります。生の葉は苦味が強いため、乾燥したローリエを使うのがおすすめです。
なお、ローリエは生の葉を乾燥させると香りが立ちます。私も安平町で育てたローリエを乾燥させて使っていますが、乾燥させたものはふわっとした香りが楽しめます。長く煮出しすぎると苦味が出やすいので、蒸らし時間は様子を見て調整してくださいね。
ローリエ白湯に期待される効果
ローリエ白湯は、古くから体を温めたいときなどに親しまれてきました。ここでは、期待されるとされる働きを紹介します。いずれも「〜といわれている」レベルのもので、医薬品のような効果を保証するものではありません。
体を温め、血の巡りをサポート
ローリエに含まれるオイゲノールやシネオールといった香り成分は、血の巡りをサポートするといわれています。
日本経済新聞の記事では、専門家の解説として、ローリエに含まれるオイゲノールが温度を感知する受容体(TRPチャネル)に働きかけ、血管が広がって皮膚温が上がると説明されています。こうした働きから、冷えが気になる方に親しまれています。
むくみ・すっきり感のサポート
ローリエには利尿作用があるといわれており、むくみが気になるときのケアとして親しまれてきました。体を温めることとあわせて、すっきりとした感覚をサポートしてくれます。
リラックス・香りによる癒し
ローリエに含まれるリナロールなどの香り成分には、心を落ち着かせる働きがあるといわれています。
湯気とともにすがすがしい香りを吸い込みながら飲むと、リラックスしやすくなります。就寝前の一杯としてもおすすめです。
食後の胃のすっきり感
さわやかな香りで胃が落ち着くといわれ、食後のお茶代わりにも親しまれています。少し食べ過ぎたかなというときの一杯にもよいでしょう。
黒胡椒を加えるアレンジ
体をより温めたいときは、ローリエ白湯に黒胡椒を加えるアレンジもおすすめです。
黒胡椒に含まれるピペリンには体を温める働きがあるといわれており、冷えが気になる季節にぴったりです。粗挽きの黒胡椒をひと振り、白湯を注いだあとにお好みで加えてみてください。粗挽きにすると香りが立ちやすくなります。
黒胡椒のほかにも、クローブや生姜など、体を温めるとされるスパイスとも相性が良いので、お好みで組み合わせてみてください。
ローリエ白湯を飲む際の注意点
ローリエ白湯は手軽に楽しめる飲み物ですが、次の点に注意しましょう。
妊娠中・授乳中の方
ローリエには月経を促す作用があるといわれているため、妊娠中の方は使用を控えるのが一般的とされています。授乳中の方や、通院して薬を服用している方も、念のため医師に相談してから取り入れると安心です。
飲む量の目安
ローリエ白湯は、1日1〜2杯程度を目安にするとよいでしょう。たくさん飲めばよいというものではないので、適量を守って楽しみましょう。
体質・体調に合わないと感じたら
香りや成分の感じ方には個人差があります。胃腸が敏感な方は少量から試し、体調に違和感を覚えたら飲むのを中止してください。
まとめ:ローリエ白湯は手軽に体を温めたい方におすすめ
ローリエ白湯は、白湯にローリエを1枚加えるだけで作れる手軽なホットドリンクです。
切り込みを入れたローリエに白湯を注いで蒸らすだけで、すがすがしい香りとともに、体を温めたいときやリラックスしたいときの一杯になります。体をより温めたいときは、黒胡椒などのスパイスを加えるアレンジもおすすめです。
ただし、妊娠中の方は使用を控えるなど、飲む際の注意点もあります。適量を守りながら、ローリエ白湯で体の中からあたたまるひとときを楽しんでくださいね。